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2等三角点「戸塚山」
場所:戸塚山山頂(山形県米沢市) MAP
緯度経度:緯度37°56′42″.9859 経度140°08′44″.7741
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米沢市北部・置賜駅のすぐ隣にある戸塚山は、前から登ってみたかったポイントで、以前秋頃に行ってみたらジョロウグモがいっぱいいて、怖くてすぐに引き換えしたところ。まだクモが出てきていない&雑草も生い茂っていない春を選んで再チャレンジした!
登り口は戸塚山幼稚園の前にあり、戸塚山遊歩道案内図が設置されている。どんぐり広場から始まって、最終地点の「古墳」まで、細かくポイント名が記されている(クリックすると拡大します)
入り口。
入り口を入ると特に道はなく、どこでも歩ける。ここがどんぐり広場か。奥にある登り口の看板へ向かう。
登り口。ここから階段になっている。
あまり花の咲く木は多くないようだけど、少しだけ桜が咲いていた。
階段をのぼりきると…
「展望台」に出た。(案内図では「みはらし台」になっている)
展望台からの景色。あれれ(´▽`;)
「展望台」より先の道は、こんな感じになっている。危ない箇所はまったくなく、とても歩きやすい。
ころりん峠、どんぐり坂、など、案内図にあったポイント通りに看板がついている。ポイントの間隔は短く、これなら小さな子供も飽きないだろう。
「湖が見える丘」からの景色。湖(浅川沼のこと)はちらっとしか見えなかった…。
山頂までには小さなピーク2つあるので、ほんの少しのアップダウン。
途中、景色の良いポイントがあった。米沢市方面(クリックすると拡大します)
戸塚山のすぐ近くには線路が走っているので、ときどき電車の音が聞こえる。山形新幹線は4回も見た。(クリックすると拡大します)
「まつたけ坂」の看板から、最後の坂を上りきると、開けた場所に出る。さらに、こんもりとした所を登ると…
三角点はっけーん(・∀・)
三角点にもしっかり看板がありました。
下のほうがやや露出気味。標石は角が磨耗していてやや丸みを帯びており、表面に刻まれていたはずの文字もまったく見えなくなっていた。
三角点からは、高畠町方面がよく見えた。
このあたりの山はあまり詳しくないのでよくわからないが、この写真に写ってるのは、方角的に栗子山とか、その辺りかと思われる。
さて、三角点の向こう側には、白い看板が3つほど立っていた。ここに、3つの古墳があるらしい。看板によると、一番手前の大きいものが、139号墳で、長さ54メートル、高さ4.5メートルの前方後円墳、とのこと。どのあたりが「前方」なのか、よくわからなかったのだが、おそらく「後円」の上に、さきほどの三角点が設置されているものと思われる。
で、真ん中に位置する138号墳ってのは、このあたりか…?近すぎてよくわからなかった。
一番奥に位置するこのこんもりしたところが、137号墳。ここで、約1500年前の女性(置賜の女王)の人骨がほぼ完全体で発掘されたらしい。(゚Д゚ )
山頂からの景色・高畠方面(クリックすると拡大します)
戸塚山は、古墳の保存のためか、とても歩きやすく手入れされており、景色も良いところだった。けれど、登っている人には出会わなかった。ちょっともったいない気がするにょ。
ちなみに、下山して次の山の三角点に着いたときに、なんと戸塚山で足跡写真を撮り忘れたことに気づき、ショックを受けることになるのであった…(私の中で足跡写真は一番重要な要素なんだにょ…) (´・ω・`)